雑記

キートンさんの日記(id:hikeaton)に触発されてスターウォーズの話題
ネタバレ(映画を見ていないのにあれなんですが)になっちゃうかもしれないので
一応見てない人は読まないで!
話題にすると言いつついきなりこんなこと言うのもあれなんですけど
今までそんなにスターウォーズに興味は持っていなかったんですよね
でも、友達に凄い好きなのがいてスターウォーズの話題になるとよく
「DVD貸してあげよう」とこっちが頼んでもいないのに押し付けられたりしているので
一応、全部見てはいます(汗)
話を戻すと、今回の新作が政治的(?)だということから少し思い出したことを
以前、「地獄の黙示録」という映画を見てこの映画全然わかんないなぁと感じていた頃、
ちょうど立花隆さんの『解読「地獄の黙示録」』という解説本が出て読んだんですが
その中にスターウォーズとこの映画の関係についての興味深い文章がありました
その昔コッポラとルーカスはかねてからベトナム戦争がいかに狂気に満ちた戦争
であるかを示す映画を製作しようとしていたらしいんです
そして、コッポラはルーカスに撮らせようとしたんですが「アメリカン・グラフィティ
という映画をすでに製作中だったため断ったらしいです
結局は、コッポラが破産寸前にまで追い込まれるほど予算をかけて
地獄の黙示録」という歴史的名作を生み出しました
一方、ルーカスは一旦断ったものの、このアイディアを換骨奪胎して作り直し、
生み出したのが「スターウォーズ」という映画だったということらしいです
こうして見るとアメリカの外交政策批判というのは露骨に出ていなくても
構造的に昔からあったということなのかなと今回思いました
地獄の黙示録」を見ていなかったらわかりにくかった話かと思いますが
スターウォーズ」を違った視点で見せてくれる興味深いエピソードだと思います